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「建築博物館の街」、「石づくりの夢」そして「黄金のプラハ」まだある「百塔のプラハ」。

古い町並み・建物が数多く現存しており、街を歩くだけでも楽しいプラハを軽~くご紹介してみます。

April 16 2018 , Research NEW

マップ

(出典:Google)

今回のリサーチはプラハの入門編。

プラハはチェコ共和国の首都で人口120万人。「1000年以上の歴史を持つ都市であり、第一次・第二次世界大戦の被害にも、また、その後の資本主義の高度経済成長にも巻き込まれなかったことで、ロマネスク建築から近代建築まで各時代の建築様式が並ぶ「ヨーロッパの建築博物館の街」になり、ユネスコの世界遺産にも登録されている。」という奇跡の様な都市です。(引用Wikipedia)

 

街の中心部の地図。中心を流れているのがヴァルタヴァ川。初めて聞く川の名前だけどドイツ語ではモルダウ川。スメタナの「モルダウ川」です。というモルダウ川。そのスメタナがチェコの作曲家ですね。

プラハ(出典:Google)

 

 

カレル橋左手にプラハ城を見る。神聖ローマ帝国の首都(1346年以降)だった時代に拡張され、ローマ、コンスタンティノープルとならぶヨーロッパ最大の都市となり、「黄金のプラハ」と形容されたんですって。1346年というと日本では南北朝時代。足利尊氏の頃みたいですが、姫路城ができたのもこの年。現在の姿は安土桃山期に拡張されて出来上がったとはいえ、この時代は日本でもお城を作っていた時代なんだなぁと感慨深くしみじみします。

01 プラハ カレル橋

左のカレル橋。1400年の建築で30体の聖人の像が飾られた、現存するヨーロッパで最古の橋。上の地図で見ると「チャールズ・ブリッジ」と書いてあって、作ったのはカール4世。で、橋の名前はカレル橋。かなり混乱しますが英語/ドイツ語/チェコ語で同一人物。

そして手前には「愛の南京錠(笑)」。観光地の水べりによくあるやつ。昔からある風習なんだとばかり思ってましたが、ヨーロッパで2000年前後から流行りだしたとか。

 

さて、オールドタウンの真ん中オールドタウン・スクエア。旧市街地区の曲がりくねった細い道はここへ向かうというプラハの心臓部。「百塔の街」とも呼ばれるプラハ。尖塔が非常に多い!

02 プラハ 広場

正面に見えるのが聖母マリアビフォアティーン教会。ゴシック様式の尖塔 (せんとう)、ルネサンス様式の装飾、バロック様式の内装と、まさに豪華絢爛 !大急ぎで視察研修をするのが常なので、非商業施設の内部までは観てる時間はないので外観のみです(笑)。

 

03 プラハ 市街地

建物は恐ろしくきれいで本当に中世の時代にタイムスリップしたかのよう。観光地らしく通りや広場にはお店が出ていて賑やかで楽しめました。右の写真はヨーロッパで最も美しいバロック建築の一つに数えられている、マラーストラナ広場にある聖ミクラーシュ教会(聖ニコラス教会)。

 

04 プラハ 市街地1

それにしても、どの建物も装飾が美しい。色もそれぞれでカラフル。

05 プラハ 市街地2

 

06 プラハ 市街地うらみち

そして、さすがは「石づくりの夢」と呼ばれたプラハ!石畳も美しい!

07 プラハ 市街地3

 

08 プラハ 市民会館

こちらが共和国広場にある市民会館。オーストリア=ハンガリー帝国時代に1905–1911年にかけて造られたアール・ヌーヴォー様式の建物で、「建築の博物館」といわれるプラハの街の中でもひときわ芸術性の高い建物。アール・ヌーヴォー様式でふん だんに装飾された内装は、アルフォンス・ミュシャ、M.シュヴァビ ンスキー、J.V.ミスルベク等の手によるもので繊細にして壮麗。(残念ながら内部は観ておりません。)プラハの春国際音楽祭のメイン会場となる「スメタナ・ホール」が1階にあり、プラハ交響楽団の本拠地。

左後ろに見えるのは火薬塔(Powder Tower)。火薬塔は15世紀終わり頃、プラハの旧市街の入り口として建てられた門。建築様式的にはゴシックとルネサンスの両方の建築様式の特徴や飾りスタイルが折衷されているもの。17世紀には火薬置き場として使われ、19世紀に塔の建て直しが行われました。現在の塔の高さは65メートルです。

 

 

 

そして市街地の中心に位置するのがパラディウム(Palladium)。共和国広場に面していて市民会館の斜め向かいの立地。1780年から1996年までは陸軍所有の兵舎として約200年利用されてきたが未利用の状態となり建物が荒廃した。1990年代に入り当施設の有効活用が提案され施設売却と再開発の提案が行われ、2005年EDP(European Property Development)社が落札したというモノ。ショッピングセンターに生まれ変わっています。

地上3階、地下2階のコンパクトな施設で、商業面積は41294㎡となっています。核テナントはマークス&スペンサーとスーパーのアルバート。

09 プラハ パラディウム

ちなみにプラハの建物はユネスコ世界遺産に登録されているため建物外観を保存しなくてはならないので、外観はこの通りですが内部はだいぶ印象が違います。店内の吹き抜け部はトップライトが採用され、明るい作り。ガラスが多く使われて軽やかな印象。

10 プラハ パラディウム吹き抜け

 

11 プラハ パラディウム

ちなみに豆知識としてですが、コチラの場所はチェコの国歌となっている「Kde domov muj?(わが祖国はいずこ?)」の詩を書きあげた場所で正面入り口には記念碑が飾られているんだそうです。写真は撮ってませんが。

 

街を走る路面電車(トラム)も楽しみのひとつ。世界中で400都市にありますが、プラハでは141キロの路線延長、35路線、車両900輌という立派な路線網。地下鉄も3路線ありますが、観光なら断然トラムですね!

12 プラハ 路面電車1

古い街の中をモダンな鉄道車両が走るのは美しい!中世からの道路幅で馬車鉄道(1875年運行)からの切り替えでちょうど複線の幅。

13 プラハ 路面電車

 

こちらは “The New Stage Theater(Nová scéna)”。奥に見える国民劇場と恐ろしいコントラスト。街がクラシックだとこうした建物が映えます。

14 プラハ ナショナルシアター

 

15 プラハ ナショナルシアター2

奥にあるのが国民劇場。オペラ・バレエ・演劇をやっているところ。1881年に開館。オペラは日本で観るのの1/4くらいの値段で見られるそうで。

 

目抜き通りには商業が張り付いてますが、やはりどこも同じでお家賃が高いと出店できるブランドは決まってくるようで、見て回るだけでは、さほど面白みに欠けるというトコロ。街の景観に対する制約が厳しいので、商業的な大胆さというモノはあまり表出しないですが、おかげで街並みは美しいですね。

16 プラハ 商業

17 プラハ 商業エリア

18 プラハ 商業

細い路地に入ると、看板や店の顔づくりが面白くなっています。中世の名残の残っている都市はドイツでもそうですが看板がユニーク。

 

19 プラハ 商業エリア

 

クアドリオ(Quadrio)。プラハ2区の都心立地のショッピングセンター。

20 プラハ クアドロ

ディベロッパーはCPIグループでGLA(Gross Leasable Area)は8500㎡でテナントは53店舗入っています。核店舗はビラ・マーケットというスーパーマーケットです。特徴は入口にそびえたつ「フランツ・カフカ」のフェイスモニュメント!ちなみに高さは10.6m。比較的新しい建物が多いエリアですがそのモダンさは際立っています。

21 プラハ クアドロ カフカ

 

店内の最上階はフードコートになっていて、思ったより人は入っているかなという印象。コンパクトです。

22 プラハ クアドロ フードコート

23 プラハ クアドロ フードコート2

 

 

そしてひときわ美しいのがプラハの夜。ライトアップされた聖ミクラーシュ教会(聖ニコラス教会)。やっぱりトラムとのコントラストがいいわぁ。

24 プラハ 夜

周辺の建物もナトリウム灯の黄色い光で浮かび上がって幻想的。観光地なので遅くまで人は出歩いています。

25 プラハ 夜2

26 プラハ 夜3

 

というプラハ入門編でした。観光スポットと商業施設の視察のほんのさわり部分です。視察や研修で海外に行く機会にはたくさん写真を撮影するのですが、こうした写真をこれからはちょっとずつでも皆様のお目にかけるようにいたします。

 

 

 

Text: Koichiro Sato
Picture: Yosuke Honda

Data

Data

Palladium

nám. Republiky 1, 110 00 Petrská čtvrť,
+420 225 770 250
URL:www.palladiumpraha.cz

Data

Quadrio

Spálená str. 2121/22 Praga 1
+420 224 054 023
URL:www.quadrio.cz

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