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シングルオリジンのお茶の味わいを提案する「煎茶堂東京」が銀座に登場

「シングルオリジン」という考え方は「単一農園」から生まれた「単一品種」というもの。日本のお茶文化に一石を投じる新しい価値観の出現。

November 29 2017 , Shop Report

01煎茶堂

「煎茶堂東京」は、“independ”でもすでに紹介したgreen brewing(グリーンブルーイング)さんによるハンドドリップ日本茶専門店「東京茶寮」に続く直営店2店舗目です。「東京茶寮」は三軒茶屋でしたがこちらは銀座5丁目。GSIXの裏手に登場しました。

同じ系列であれば店名も同じでいいようなものですが、こちらの店は喫茶店ではなく物販店であるため「茶寮」とされていないのです。ショップはカウンターがない分すっきりとし、壁面の商品がより強調されています。当然1店目からは商品量も増えていることからボリュームも出ていますが、茶缶をカラーリングし視覚的に訴求する新しい取り組みのおかげで、ミニマルな白い空間に商品の彩がバリエーションの豊かさを訴求する効果をもたらせています。

green brewing(グリーンブルーイング)さんによる発明は「シングルオリジン」という考え方。単一農園から生まれた単一品種という商品作りが今までになく斬新です。こうした取り組みはお茶の業界にはなく、むしろ「コーヒー」「ワイン」そして“ビーン・トゥ・バー”の「チョコ」で使われてきたもので、それをお茶に使うことで新しさを生み出しています。

 

空間にある新しい機能は、左側壁面にある「水出し茶」のディスペンサー!ボトルがさかさまになっていて中にはお茶らしきものが入っていますが、実はアメリカンスタイルの“バー”のカウンターでは普通に用いられるもので、カップを下のバーに押し当てると30mlが注がれるというもの。お茶の色もよく見えますし、試飲が気兼ねなくできてちょっと楽しいですね。

 

25種類のお茶缶が壁面を彩るとこんな感じ。実はお茶缶も通常のサイズより小さいサイズ。いろいろ試したいから小さいサイズがイイというマーケティングもあるかとは思いますが、一人暮らしの小さなキッチンでも邪魔にならないサイズで、しかもお茶缶がスタッキングできるというのは発明その②!

02煎茶堂

 

あと今回の面白いものは茶器「透明急須」。耐熱温度は100℃樹脂トライタンをしよう使用したもの。急須のオシャレなものがないのは悩みどころでしたが、この透明急須はおしゃれでありながら場所をとらないという発明③です。お茶を飲むという習慣を一人暮らしの女性に向けて新たに作り上げたスタイルは見事。

04煎茶堂

 

03煎茶堂

green brewing(グリーンブルーイング)さんのすっきりとした感性はモダンな日本のスタイルとして好感を持っているのですが、それだけではなく、伝統文化を現代的な生活に合わせてリファインしていく作業に、毎回驚かされております!

 

Text: Koichiro Sato
Picture: Senchado Tokyo

Shop Data

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煎茶堂東京

住所:
104-0061 東京都中央区銀座5-10-10
TEL: 公式サイト:www.senchado.jp

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