Web magazine exploring value in a unique and personalized creation of real life.
Web magazine exploring value in a unique
and personalized creation of real life.

焼き物の魅力について再考する

タイルメーカー “ダイナワン”様と進めてきた焼き物の新しい価値を提示する取り組みで、プロトタイプを展示することになりました。

July 6 2016 , Value Creation Project

01 tennji

新しい価値の創造を考えながらモノづくりに取り組む「バリュー・クリエイション・プロジェクト」ですが、一つの区切りとしてプロトタイプを発表しました。タイルメーカーであるDINAONE様と一緒に進めてきた焼き物(陶器・磁器)の魅力について、本質的なところからスタートして一つのカタチとしてお見せできることはうれしい限りです。

まずは大阪(6/30~7/1)です。

02 cup

まず一つ目は「NOT PAPER BUT CERAMIC」として展示した紙コップのデザインの陶器のカップ。

大量生産大量消費が生んだプロダクト「紙コップ」。使い捨て文化が生んだデザインですが、かなり親しんでしまって愛着すら感じるんではないでしょうか?また、実はよくできたデザインで「飲む」という行為に対して飲み物自体の文化性を問わないニュートラルなデザインになっています。お茶なら湯呑、コーヒーならコーヒーカップ、紅茶ならティーカップとおよそ喫茶の文化と器のカタチは決まっているのですがコレに限っては何を入れてもイイという優れた(?)性質のものになっています。そこでそのデザインをいったん元の材質に戻してやる作業を行いました。紙コップだと思って手に取ると重みがあり、いつもと違う質感を持っている。そんなちょっとした驚きがこのカップにはあります。

そもそもスタートとしては、DINAONEには「陶紙」というプロダクトがありまして、一見、折り紙状の紙なのですが焼くと陶器として固まるというもの。それを生かして何か作ろうというところから。折鶴とかであれば紙が重なった部分で溶けて固まり強度を作れたのですが、紙コップの場合薄くなりすぎて非常にもろいものになってしまいました。そこから試行錯誤を重ねて現在のカタチになりました。

 

03 onecup

二つ目は「NOT GLASS BUT CERAMIC」としたワンカップの陶器。そもそもワンカップはなぜガラスなのか?という問いがスタートです。ワンカップ自体は画期的な商品で日本酒の飲み方にバリエーションを生んだ優れたプロダクトですが、どうもイメージが悪い。そこで陶器や磁器ならイメージを変えることができるんじゃないかというのがスタート。焼き物の種類も産地もたくさんあるので、そのお酒に合った器が用意できるんじゃないかと。

そうして生まれたプロトタイプがコチラです。まったくネイキッドなものを作ったわけですが「無印良品」においてあるようなシンプルなものに。このままでも家庭で使えるグッドデザイン。紙コップの淵は外に向けて凸で指がかかるようになっていますが、こちらは凹で指から滑り落ちません。くびれ具合が「乙」です。コップとしても十分使えますが、ワンカップのキャップで蓋ができるので、キャニスターとしても十分機能します。

04 mens

今回は展示会の皮きりの大阪で撮影しましたが、東京(7/6~8)、名古屋(7/28~29)でも展示会が行われます。是非現地で現物を手に取ってご覧くださいね。

Tevt: Koichiro Sato
Picture: Yoshihisa Araki

Data

Data

DINAONE

ダイナワンは「ブランドを企業資産」と考え、永い歴史の中で築かれたタイルの高いデザイン・機能・安全性を、更に優れたハイクオリティな商品として開発し、新しい需要を創造して創出していきます。
プロフェッショナルとしてお客様に満足いただけることが私たちの満足と考え、良きパートナーとしてともに発展し、人と環境に優しい「ホスピタリティな心を持つ企業」「規範を守り信頼される企業」として社会に貢献いたします。
URL:www.dinaone.co.jp

Tags

Recommend